Aisea – アイシア – app

Portfolio

Aisea App

船の安全と安心を、その手に

Aisea -アイシア- とは

アイディア株式会社のサービスで、海、船のプラットフォームアプリ。主にデザイン周りを担当しました。

アプリを利用する誰でも船名、種類、速度、目的地など詳細な運行情報はもとより、航行履歴もすぐに把握できます。

アプリを所持する操船者同志において、リアルタイムで衝突時間を予測表示でき、持ち運びカンタンで船内どこでも閲覧可能。
他船や障害物の接近アラートや警報音で安心と安全をサポートします。

船のUXとは – プレジャーボート編

海は広いな大きいな、月がのぼるし 日が沈む

2019年9月

私はサニーサイドマリーナ浦賀にいた。AiseaのPV制作のため、撮影部隊とプレジャーボートに乗りアプリを実際操作しながら釣りでもしようと目論んでいた。

当日は曇り、内湾なので波の様子はわからない。南下して三崎港に降り立ち、ドローンを飛ばしまくろうと考えていた。

そして出発

さて波が怖い。撮影どころじゃない。浦賀から三崎港行こうとしたけど、3kmくらい沖にでて怖くなって逃げてきた。。。転覆する感90%。一人で船乗ってたら多分泣いてたんじゃないだろうか。

私が船を操船できたのは1kmくらいだっただろうか。船長、、助けて、代わって本当に、早く!!と心の声が。

カメラマンは元プロスノーボーダーだけど、ひたすら船床にへばりついて高級機材を波から守っている状態。

まるで、タイタニックの終盤のディカプリオのように、いかに勝どきが過保護か、、、*勝どきマリーナは良いところです。波が穏やかだということです。

Aiseaのボタンもめちゃくちゃでかくないと押せない。そもそも端末画面置けないとか、プ、プロット?? 画面すらタッチできないし、目がグルグルして見れない状態。隣はがっちり固定されたyamahaのレーダーがあるけど、Aisea超負けてる。設置方法も考えないといけない。

アプリのメインボタンめちゃでかくするか?さらに操作するには機能もっと減らさないとパニックで押せない。

いや、、、タッチ操作じゃあ無理。VUI(Voice user interface)じゃないと機能を呼び出せないのでは?帰りはマリーナの場所もわからなくなり、一番役にたったのは航海記録機能であった。

釣り道具こっそり持っていったのにやる気力0

航海を後悔した日

浦賀あたりじゃその日は普通の波だという。。。ペリーも真っ青。

このくらい波の怖い日に検証しないといけない。東京湾の穏やかな波で検証してもわからないことがある。

海の広さをまた知った。

この一歩が冒険だ。

UX戦略とは

相談当初から時間はかかるだろうと思っていたが、想像通りであった。

使用するユーザーの性別、年齢は絞れるが、一般的にはもっともイメージがつくのは、マリーナでボートをレンタルする、という機会ではないだろうか?

そしてまた、船舶に関わる業務、プロフェッショナルの観点では漁師や、物流、工事などが想像できる。

実際関わることによって、それ以上に業種があること、利用用途が異なるということがわかってきた。

大型船が港に着くが、実際の船着場までどのように着くかお分かりだろうか?

「普通に船着場のところまで移動するんでしょう?」

とお思いになるかもしれないが、実際想像して欲しい。

タンカーのような大型船が港に着こうとしたら、波と壁によって、うねりに邪魔されコントロールできず、自力で大きな船体を微妙に調整しながら、、、、、、というのは無理だと思うだろう。

ではどのようにしているのか?小型の作業船が何台か大型船に向かいチョンチョンと押したり、引いたりしながら、ちょうど良い場所にに移動させるのである。

ちなみに大型船が船着場にぶつかって損傷させた場合に、損害賠償額はうんぜん万になるケースがあるようだ。

恐ろしい・・・・・・だがそこにビジネスチャンスがある。

さて、こういった具合に作業船なら作業船用に戦略と企画、サービスが異なるわけで、物流、旅行、工事、レンタルとそれぞれフォーカスするポイントが違うことを実感する。

タクシー乗車のためのアプリは多数出てきているが、マーケティングデータもそれなりにあるので

商業界online

http://shogyokai.jp/articles/-/1656

ネックになっていた電話をするまでもなく数タッチの操作で自宅や現在地にタクシーを呼ぶことができる、一般ユーザーが使いやすいアプリが発展してきたと言える。

だが、船舶となると国内では400人あたりにボート1隻持っている計算のため、ボート所持者向けのサービスを考えた場合、ビジネスとして成立するのは小規模事業者に限られるのは想像できるだろう。

財団法人 関西交通経済研究センター調べ

普通のユーザーとしてはタクシーのように、船は呼ぶことができないということ。クルーザーオーナーだとしても、海まで行かないといけない、ということで利用頻度は高いものではなくなる。

このアプリをより多くの方に使ってもらうためには、国内のレンタルボート業者に対して明確なインセンティブを提供することを考える必要がありそうだ。

それは例えば機能を絞り、マリーナ近辺の航行禁止地点、天気、風力などをリアルタイムでプッシュ配信しユーザーの機会損失を無くすこと、汎用的なデザインと、スマートなアプリケーションの提供が不可欠であるが。だが、そこでの売り上げは多くは望めないだろう。

IT技術を謳うことで、法定装備品である物理的なレーダーメーカーとの協業、さらには船舶製造メーカーとの協業を目指すことが戦略的であると感じる。

つまりは、このアプリ、機能をモチーフにし海、船の先輩企業のIT化を担う企業という立ち位置になるべきだと。

地味ではあるが、そこから広げて行き、実績を増やしながらさらなるシーズを探していく方法である。

つづく

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Sorry!! can not right click.