AiseaアプリUI 目的地設定機能デザイン

Portfolio

Aisea App Additional features Design

Aisea -アイシア- アプリの機能追加デザイン

UXとマイクロインタラクションに関して

今まではボタン一つで味気なく操船開始していたが、操船開始と操船終了にスライドボタンを採用しモーフィングで形状変化することにした。小さい決定のように見えるが、使用するユーザーターゲットを考えると冒険。この操作反応はマイクロインタラクションと言うべきで、これをUXというのは異なる。

他のページでも改めて定義したいが、少なくとも当社が区分けするUXとは以下の内容のことで、一般的に言われるUI近辺のユーザー体験はマイクロインタラクション寄りである。

船に関わるヒトのUXとUI

このページのUI画面、パーツは操船者と管理者のための機能で、行き先の設定と具体的な停船箇所であるバース(ビット)まで設定できる。

使用した消費燃料を記入することで、燃費算出に活かすための追加機能のデザインである。船の燃費算出には以下のようにいくつか要因として、波、風などの抵抗があり、車のように簡単な計算はできないようだ。

参照 http://mtl.or.jp/event/old/2015_1221/Document_of_seminar_20151221-1.pdf

さて、この機能は誰のためのものか?クルーザーをレンタルするヒトから見れば操船終了した後に燃費を知っても、「ああ、こんなに使ったのね」という気持ちだけで、あえてアプリを使用しその機能のためにお金を支払うか?というと疑問だ。

燃料はあくまでマリーナが負担するからだ。どういうルートで目的地まで行くことができれば最小の燃料で済むか?がわかればマリーナとして、他の船管理会社としては相当有効な機能となりそうだ。

船はリッター数百メートル

クルーザー所持する方からヒアリングすると、船の消費燃料は大体1ℓで数百メートルという。

戦車と同じくらいか?東京から沖縄まで行く場合片道オイルで50万、往復だと100万するそうだ。おいそれと遠出はできない。

恐ろしい、、、、、、

ウェザーニューズ社は全世界の天気を予測して、船主に対して消費燃料の良くなる航路を可視化するサービスを行っているらしい。

http://weathernews.com/TFMS/

んーflashか、、、、、、

いずれにしても天候、風向きなどの要因まで加味しないと最適航路を算出するのは難しそうである。

また、船に関わる事業観点だと、以下のような関係で成り立っていることもわかる。

オーナーとオペレーター って?

参照http://www.harisonsangyo.co.jp/ownershipoperation.html

他業種でよく使われるオーナーと、オペレーターの図式とは意味が異なるようだ。

  • レンタルボートを借りる一般的なユーザー
  • レンタルボートを貸し出すマリーナ(運営会社)
  • フェリーなどの利用客
  • フェリーなどのオペレーター 、またはオーナー
  • 作業船の操船者
  • 作業船のオペレーター
  • 作業船のオーナー
  • 輸送船の操船者
  • 輸送船のオペレーター
  • 輸送船のオーナー
  • 漁船etc

上記の利用方法を書き出すだけでも、それぞれが必要とする機能が異なるため、多くの機能を盛り沢山で入れるだけではなく、機能選択で取捨選択できるUIが必要であることがわかってくるのだ。いや一つに絞ることで、大きな貢献と利益を生み出せるならばその限りではないが。

  • A 衝突回避
  • B 航路自動記録
  • C 目的地設定
  • D 工事・危険エリアなどの可視化機能
  • E 消費燃料計測
  • F 天候・波浪情報をもとにした最適航路表示
  • G ブイを活用した魚種・魚類感知機能

などなど

上記を全てIT技術でパッケージ化するとなると、ボリュームもそうだが、操作が優しくない。レンタルボートの運営会社、マリーナ視点だと。BとDとFの機能があれば採用してくれそうだと想像がつく。

だがしかし、それら機能の精度アップと素敵なUIを実現した時の、マネタイズを事前に設計する必要がある。このように、船の業界は奥が深い。

  1. 港湾向けのサービスで攻めるのか?
  2. 作業船を攻めるのか?
  3. マリーナを攻めるのか?
  4. 漁船を攻めるのか?
  5. etc

船関係、という言葉一つで括りにくい。なかなか絞れない場合は、上記のように取捨選択できるUIが必須だろう。これによって新しいUIの設計がでてくると思われる。それはコンセプト、グランドデザインからの描き直し。完全リニューアルである。

この話はまた別途できればと思う。

仕様が決まっていればUIデザインするのは容易いが、今回のように、試験的な場合であっても可視化し、試して見ることで次の一手が見えてくることもある。

とこのように、見た目、使い方だけではなくサービス自体の戦略、マネタイズを考慮しながら当社はデザインの設計、見せ方を行いますが、大事なのはバランスだと思っています。戦略やサービス骨格にブレが出ても仕方ないと思いますし、そういう時期は必ずあるものです。ステークホルダーによって、必要なアウトプットは変化します。そのバランスを鑑みることもデザインの一部だと考えています。

Sorry!! can not right click.