Carkus β版を公開:AIで車のナンバーを自動マスクし、SNS投稿まで完結するWebアプリ

リアルト合同会社がWebアプリ「Carkus」β版を公開
リアルト合同会社は、車のナンバープレートをAIで自動検出し、マスク画像を合成してSNS投稿までスムーズに進められるWebアプリ「Carkus(カークス)」β版を公開しました。公式URLを開くだけで利用でき、アプリのダウンロードやアカウント登録は不要です。
自動車のSNS投稿や中古車販売の現場では、ナンバープレートを隠す作業が欠かせません。しかし、毎回手作業で加工するのは時間がかかり、現場の投稿スピードを落とす要因にもなります。Carkusは、そうした小さく見えて大きな手間を、ブラウザ上で完結する仕組みに置き換えるために開発されました。

開発背景:ストア依存に左右されないWebアプリへ
これまで、車専用のナンバー自動加工アプリは便利な存在として利用されてきました。一方で、スマートフォンOSのアップデートやアプリストアの規約変更により、使い続けられなくなるリスクもありました。Carkusは、そうしたプラットフォーム依存の課題を避けるため、ブラウザで動く持続可能なWebアプリとして設計されています。
URLを開けばすぐに使えるため、現場のスタッフやSNS運用担当者が、端末を問わず同じ流れで作業できる点も特徴です。撮影、加工、保存、投稿までの流れを短くすることで、車両紹介や店舗の発信をよりスピーディに進められます。
Google Geminiを活用したナンバー自動検出
Carkusでは、Google Geminiを活用して写真内のナンバープレート位置を自動検出します。写真を選択するとAIがナンバーの位置を捉え、最大3枚まで同時に検出してマスク画像を合成できます。
また、一般的な加工アプリのように画像を過度に歪ませるのではなく、ユーザーがアップロードしたチームロゴやショップロゴの視認性を保つ設計になっています。ロゴを潰さず、見た目の印象を崩しにくい状態でナンバー部分へ合成できる点がポイントです。
作業時間を減らすSNS連携
加工後の写真はその場でダウンロードできるだけでなく、InstagramやXなどのSNSへ共有しやすい導線も用意されています。車両写真を撮影し、ナンバーを隠し、すぐに投稿するという一連の作業を、ブラウザ上で完結できる点が大きなメリットです。
独自マスク機能とプライバシーへの配慮
Carkusには、ユーザーが手持ちのチームロゴやショップ画像をアップロードして使える独自マスク機能があります。アップロードした画像データはサーバーに保存されず、端末内で扱われるため、企業の車両データや個人情報に配慮した設計になっています。
β版では、本来は製品版向けに想定している独自マスク機能も無償で利用できます。ただし、AI自動検出は端末あたり1日3回までの制限があり、上限に達した後も手動編集と画像保存は無制限で利用できます。
製品版(Proプラン)に向けたロードマップ
AI自動検出機能の利用制限解除
高解像度での原寸保存と透かし非表示
複数車両・複数画像の一括自動処理
斜体・斜めナンバーへの精密追従機能
まとめ
Carkusは、車両写真のナンバー隠しという日常的な作業を、AIとWebアプリの力で効率化するβ版サービスです。中古車販売店、買い取り業者、カーディーラー、車好きのSNS投稿など、車両写真を扱う幅広い場面で活用が期待できます。
リアルト合同会社では、利用者からの意見や要望を受け付けながら、正式版に向けた改善を進めていく予定です。Carkus β版は、車の写真をより安全に、より素早く発信したい人にとって、試してみる価値のある新しいWebアプリです。
